リールオーバーホール シマノ編 12レアニウム ①ローター部分分解

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メンテナンス

どうも過酷な釣りブログです



今回はリールオーバーホールシマノ編ということでシマノリールのオーバーホール方法を細かく解説しようと思います

オーバーホールするリール12レアニウムと、少し前のリールですが、基本的な構造は変わらないと思うので、是非参考にしていただければと思います

細かく解説していきますので、何回かに分けて書いていきます

今回はローター部分の分解です


スプール部のメンテナンス方法←こちらで書いた記事でスプールのメンテナンス方法は書いていますので、今回は省かせていただきます


この記事はこんな方にオススメ

  • シマノリールのメンテナンス方法が知りたい
  • 自分でリールのメンテナンスを出来るようになりたい
  • オーバーホールを自分でやろうと思っているが、なかなか手をつけられない



それではいってみましょう👆

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オーバーホールの前に


出典:シマノ

オーバーホールの前に作業がし易いように、ハンドルを取り外しましょう

そして、分解するリールの展開図を開いておきましょう

展開図を開いて部品を1つずつ確認して並べていけば、部品がどこに組み込まれているか分からなくなったり、部品の紛失を防ぐことが出来るのでおすすめです


私はパソコンのモニター画面でこのように表示してオーバーホールをしています


モニター等が無い場合はスマホでいつでも見れるようにしておきましょう


👆また、分解して組み立てる時元通りに組み上げる自信が無い方は、分解する前の写真を撮りながら分解すると、後からどのように組まれていたか確認することが出来ます


少し前置きが長くなりましたが、分解に入っていきます

ローターの取り外し

まずはローターを取り外して、ローター部の分解を行います


スプールを外した状態からスタートします

まず、スプールの調整ワッシャーを外します



次に↓画像の小さいネジを外しスプール受けの部分を外していきます

このネジはとても小さい六角の0.9で外れます



分解してみるとこんな感じです




すると、ローターを止めるローターナットが外せるようになるので、ローターナットを外していきます


10mmのスパナで取り外せます

👆ここで注意していただきたいポイントがあります

このローターナットは逆ネジになっているので、間違ってネジ切ってしまわないようご注意ください


ローターナットを外すとローターの取り外しまで完了です


ラインローラー部分の分解

ローターが外れたので、次はラインローラー部の分解に入ります


ラインローラーを止めているネジを外します

👆ラインローラーのネジ緩み止め剤が塗布されていることが多く、とても硬い場合が多いのでネジをなめさせないように、しっかりとドライバーを持って緩めるようにしてください



ネジを外すとこんな感じです



ラインローラーを取り外していきます


ラインローラー部を全分解するとこのようになります



👆ラインローラー部の分解をしたので、ラインローラーベアリングの回転チェックをしておきます

↓画像のようにピンセットにベアリングを刺し指でゆっくりと回転させます


手元に何も伝わってこずスムーズな回転の場合回転良好です

反対に回転させた時にゴロゴロなる感じや引っかかりがある場合ベアリングが回転不良を起こしているサインです

そこまでひどくなければ直ぐに交換する必要はありませんが、ベアリングが回らない程回転不良が酷くなると、直ぐに交換する必要があります

ベール、アームレバー部の分解

次にベールとアームレバー部分を分解していきます


👆アームレバーを取り外す際も注意点があります


アームレバー部にはスプリングが入っていて、ネジを緩めて直ぐにアームレバーを外そうとすると、縮んでいたスプリングが元に戻る時に、アームレバーに繋がる部品が勢いよく飛び出して紛失することがあるので、↓画像のように指で押さえてゆっくりと外すようにしましょう



アームレバーを外す時に、手で覆うようにして取る部品が飛んでも手で防ぐことが出来るので、確実だと思います


アームレバー部を分解するとこのようになります


細かいパーツがあるので、紛失にはご注意ください

ベールとシルバーのカバーを全て分解するとこのようになります




これでローター部分の分解は全て終了です


まとめ

皆さんお疲れ様でした

今回はローター部分までの分解方法を画像付きで詳しく解説させていただきました

分かりにくい点もあるかと思いますが、参考にしていただけると幸いです


次回はローター部分部品の洗浄と組み立てに入っていきます

お楽しみに!


最後まで読んでいただきありがとうございました


では

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