エラストマーブーム到来 エラストマーが何故ワームマテリアルとして多く使われるのか

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どうも過酷な釣りブログです


最近よく耳にするワード「エラストマー」

よく聞きますよね、最近本当にエラストマー素材のワームが多いと思います



今回はそんなエラストマーを少し深堀りし、エラストマーが何故ワーム素材として人気なのか、エラストマーの何が良いのかを紹介しようと思います



エラストマーの凄さに気づいていないアングラーさん必見の記事です




それではいってみましょう👆


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エラストマーとは

エラストマーとは、ゴム弾性を有する工業用材料の総称を示しています

「elastic(弾力のある)」「poiymer(重合体)」を組み合わせた造語

熱硬化性エラストマー

ある一定の範囲において、熱を加えても軟化することがなく、比較的耐熱性が高いエラストマーのことで、一般的にゴムと呼んでいるのはこのタイプの樹脂材料のことを言う


熱可塑(かそ)性エラストマー

熱を加えることにより軟化して流動性を有し、逆に冷却することによりゴム状に戻る性質を持つエラストマーのことを言う


射出成形によって迅速に成形加工が可能である利点を持っていますが、熱によって変形するため、一般的に耐熱性を求められる用途には適していないものとされている



ワームに使われているのは熱可塑性エラストマーですね




エラストマーの長所

自由度が高く、さまざまな加工物に使用可能


低コスト化を実現する優れた特徴

価格帯が安い素材そのものの価格帯がシリコーンゴム等の素材に比べて安価であるため、コスト削減につながる

製造工程が少ない:架橋(原料ゴムの分子を科学的に結合して三次元化させること)が必要なく、製造工程が少なくなるなるため生産性が向上し、エネルギー消費も抑えられる


再生が可能なエコ素材熱可塑性エラストマーは、素材のほとんどをリサイクルすることが出来ます。また、塩素や臭素などのハロゲンが含まれておらず、加工時には有害なダイオキシンが発生しない。高い品質だけでなく、地球環境にも配慮されたエコロジー素材


短所

耐油性種類によっては油に弱いものがあり、染み出す場合があるため、油に触れるものには使用するのが難しい

耐熱性熱が加わることにより変形する性質があるので、種類によっては高温の環境で使用される部品などには使用が不可


エラストマーがワーム素材として使われる理由


エラストマーがワーム素材として使われる理由を考えていきたいと思います



エラストマー素材がワームに使われる理由、それは「浮力の高さ」これにつきると思います



エラストマー素材は浮力が高く、水に浮きます


水に浮くということは、虫系ルアーなどのジャンルに向いています

虫系ルアーは浮力体が付けられていて浮くようにしてあるものもありますが、エラストマー素材を使用するとその必要もなくなるので、メーカー側としてはコスト削減にもなり良いのではないかと思います



また最近は、虫系ルアー以外のベイトフィッシュライクなワームや甲殻類系のワームにもエラストマー素材を採用したルアーが出てきています


この理由として考えられるのが、動きが良くなるからではないかと思います

考えてみてください、例えば発砲ウレタンやバルサで作られたクランクベイトは、めちゃくちゃアクションレスポンスが良く、タイトにキビキビとしたアクションをしますよね、これは発砲ウレタン、バルサの浮力が高い故のことです

プラスチック製のクランクベイトとは明らかに違う動きで、釣果にも差が出ることが多いです



これをエラストマー素材のベイトフィッシュライクワームに当てはめて考えると、三ドストやホバスト時にロールのピッチが細かくなり、よりフラッシングを発し強烈に魚にアピールすることが出来ます

また、浮力が高いのでジグヘッドをつけてもスローに引いてくることが出来るので、じっくりと魚にアピールすることも可能になります


次にダウンショットなどのリグで沈めて使う場合、水中で浮くので魚にアピールしやすかったり根掛かりがしにくい、そして放置でのナチュラルなアクションで誘うことも可能になります


そしてこれも大きな利点ですが、脅威の針持ちの良さがあります

ワームの耐久性が桁違いに良いです

普通のワームは1匹釣ると飛んで行ってしまったりしますが、エラストマー素材のワームは針のさし方にもよりますが、何匹釣ってもワームが裂けないので、コスパ的にも良いです




エラストマー素材のワームを使う時の注意点

エラストマー素材のワームを使う際の注意点をお伝えします


上記のエラストマー素材の短所でも書きましたが、エラストマー素材のワームは普通のプラスチック製のワームと一緒にすると溶けてしまいます

溶ける理由は知りませんでしたが、ワームに含まれる油分が原因だったんですね、



なので、エラストマー素材のワームの保管には注意が必要です

うっかりルアーボックスに他のプラグやワームと一緒に入れて溶かしてしまうことはあるあるなので、専用ボックスを作るか、入っていたパッケージに保管することが必須です


次に熱に弱いところです

エラストマー素材のワームは熱に弱いので、高温になるところには置かないようにしましょう

特に車のダッシュボードなどに置くと一発で溶けてしまうと思うので、保管場所にも気を付けましょう


オススメのエラストマー素材のワーム

1つ目はジャッカルのドリフトクラブミニです

このワーム動きめちゃくちゃやばいです!

バスがボトムを意識している特、特にエビなどの甲殻類をメインに食べている時はとても効くと思います


また、これはジャッカルの水野さんも動画で言われていましたが、チニングにめちゃくちゃ良いと思います

これチヌの前に投げたら一発で食うと思います




2つ目はジャッカルのニードバグです


なんといっても最強の虫系ルアー、活虫の進化版ワーム


使用時期はもう少し先になるかと思いますが、夏には絶対的に活躍するルアーです

1つもっておいて損はしないワームです

放置しておいても自然とバスが湧いてくるやばいワームです



最後にイマカツのハドルスイマーエラストマーです


あのハドルスイマーがエラストマー素材という武器を纏い進化しました


このワームはベイトフィッシュライクなワームの1歩先を行くワームになると思っています


イマカツもこれからエラストマー素材のワームが多く出るような予感です

めちゃくちゃ楽しみです


まとめ

今回はエラストマー素材がワームに使われる理由を自分なりに考えてみました


エラストマー素材のワームは未知の可能性を秘めていると思うので、これからのバスメーカーの製品に期待したいと思います

また、アングラー自身の使い方でも性能をいかに引き出すかが問われると思うので、自分自身でも研究して使っていきたいワームだと思います



最後まで読んでいただきありがとうございました



では、























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